今年から借りている田んぼは、どうも水持ちが悪い。
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カズちゃんが何度か再耕耘してくれているのだが、
畔付近から水が漏っているのか?

で、2枚あるうちの上の田んぼの畔塗りをすることに。
すでに、カズちゃんが畔塗り機を掛けてくれたので、
今回は鍬で上塗りをする感じだ。
それでも、腰痛の身にはかなり辛く、後半は嫁さんに助っ人を頼んでしまった。
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やっぱり、下の田んぼも畔塗りが必要かな?

いっぽう、先週から水に浸けていた種籾。
種籾の発芽に必要な積算温度(水温×日数)は100度なので、
水温が10度なら、10日間浸すのが大雑把な目安だ。
まあ、コシヒカリの場合はちょっと長めがいいみたいだし、
冷たい水に1ヶ月以上浸ける人もいるそうだが…。

浸種が完了したら、つぎに25度程度のぬるま湯に浸けて催芽させる。
ウチでは風呂の残り湯を温度調整して3日ほど浸けたが、
モチ米のほうは浸種が間に合わなかったので、イケさんから借りた発芽機を利用した。
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これのヒーターを調整して1日浸けておくと、種籾の発芽状態がそろってくるわけだ。

で、今日は種まき。
これは、去年同様にSさんたちと共同で行う。
今回はコジマも手伝いにやって来た。
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種まきが完了した苗箱は、
ハウス内に5段ほど積み重ねて、さらにシートで覆ってやる。
この状態で約4日ほどすると1センチ足らずの芽が生えそろうので、
シートを外して平置きして並べる。

さらに、今後は温度や水の管理をしながら約一ヶ月、
来月の田植え時期まで大切な苗を育てていくわけだ。

「苗半作」。
苗が上手に作れれば、すでにその年の米作りは成功という意味だが、
さてさて、どうなることやら?