久しぶりに、房総山中のダム湖へ家族でヘラブナ釣りに出掛けてきました。

釣り場に到着すると、まず、開始したのはそこら中に実を付けている「むかご」採取。
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これ、蒸かして食べるとオツな味なんですよね。

さらに、息子が「とうちゃん、山芋掘ってみたい!」というので、
車載していた小型スコップでチャレンジしてみる。

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深さ40センチまで掘って、太さ2センチぐらいのイモまで辿ることができたが、
この先まだまだ深そうだったので、あえなくギブアップ。
今度は、ウチにある根切りを持ってこよう(笑)。

でも、こういう遊びっていうのは、自分が子供の頃は普通にやっていたけど、
いまでは、田舎の子供でも全然やらないらしいですね。
というか、田舎の大人もやらなくなっているから、子供もやらないというのが現状でしょう。

東京近郊の田舎だからなのかな?


さて、ひとしきり遊んだ後は、いよいよヘラブナ釣り。
息子たちにとっては、初チャレンジだ。

とりあえず、自作の釣り座を湖岸にセットして、タナを測ってみる。
急深の湖なので、4.2mの竿でギリギリ底が取れる感じだ。

この湖ではドボン釣りのほうがアタリが出やすいのだが、
カカリ(湖底の障害物)が多そうだったので、
今回は深宙で攻めることに。

まずは、魚を寄せるために、速いペースでエサを打ち込んでいく。

と、ものの5分と経たないうちに、早くもウキにサワリが出る。
さらに、数回エサを打ち込んだ後、明確なツンアタリでアワセを入れると、
いきなり大物がハリ掛かり!
10秒ほどは竿をためることができたのだが、
ジリジリと沖に走られて満月状態の竿先が水面に突き刺さる。
まずいと思った瞬間、0.5号のハリスが簡単に飛ばされてしまった(爆)!

それを見ていた息子たちは、すでに興奮状態(笑)。

いきなり、場荒れさせてしまったので、
今度は慎重にエサを打ち続け、
ある程度ヘラブナが寄ってきたところで、次男に交代。

エサのつけ方やアタリの見方を教えつつ、
マメにエサを打ち返して地合いを作っていく。

そして、数分後のツンでアワセがバッチリと決まる。
が、またしても大物に竿をのされてハリス切れ!
40センチオーバーはあったろう。

その後、ハリスを0.6号に替えて、エサを両グルにチェンジ。
ヘラブナは十分に寄っているので、食わせと取り込み重視の仕掛けだ。

で、その後は怒濤の入れ食いモードへ突入!

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ハンプバック型の体型のヘラブナは、海のメジナにも負けないファイターだ。
その魚を、細いヘラ竿と細いラインで釣るのだから楽しくないわけない。
しかも、地合いにハマれば、腕が疲れるほどの入れ食いになる。

今回も息子たちは、「もう、腕がしびれた~!」などと言っていたが、
夕暮れになるまで釣りをやめようとはいわなかった。

たまには、ヘラブナと遊ぶのもいいもんですよ。

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