久し振りに次男が釣りに行きたいというので、ウチの近所を流れている川へ。
狙いは、ハヤ(ウグイ)です。

いまや、ハヤを専門に狙っている人ってほとんど見かけませんが、
尺級がハリ掛かりすると、オトナでも大興奮できる痛快な釣りです。
いわゆる「ハヤのひとのし」っていうやつですね。

まずは、寄せエサ作り。
ウチの田んぼで作っている米のヌカをフライパンで炒ってから、
小麦粉少々を加えて水でヌカ床ぐらいの硬さに練ります。

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この強烈な匂いが魚の群れを寄せてくれるわけですね。

今回使った竿は、ヤマベ釣り用の清流竿4メートル。
仕掛けは、発泡ウキを使った立ちウキ仕様です。

さっそく、ポイントに寄せエサを撃ち込んで魚を寄せます。
撃ち込みは、クロダイ釣りなどで使うヒシャクを使うと、
子供でもピンポイントにコントロールできてお勧めです。
(手も汚れませんし)

最初は10センチほどのハヤっ子たちが遊んでくれますが、
しばらくすると、ついに強烈なアタリです!

腰を落としてファイトを楽しむ息子。

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久し振りの大物に興奮しながら寄せてきたのは、尺足らずのハヤでした。
それからも怒濤の入れ掛かり状態で、次男も大喜びです。

まあ、極軟調の竿で30センチ級の魚とバトルするわけですから、
子供にとっては楽しくないわけないですよね(笑。

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いや~、手軽に楽しめる痛快な釣り、久し振りに楽しめました。

いまでは釣り雑誌でもテレビでも全然紹介されない釣りですが、
『週刊日本の魚釣り』では、こうした類いのマイナーな釣りにもキッチリと光を当てて、
その魅力をたっぷりと紹介していきたいと思います。