韓国へアユ釣りに行ってきました。
以前から噂には聞いてましたが、まさに韓国はアユ釣り天国。4日間(釣りは2.5日。残りは観光)で、一人が200尾ぐらいの爆釣でしたね。
サイズは大きいので17〜18センチ、最大でも20センチ程度ですが、天然遡上のファイトはどれも強烈!
韓国ではアユ釣りを楽しむ人が少ないらしいのですが、こんな最高の環境なので近年では日本から出掛ける人が増えつつあるようです。

私も毎日最高に楽しめましたが、個人的に収穫だったことは「友釣り、ドブ釣り、エサ釣り、サビキ釣り、チンチン釣り、ドブチン釣り」のすべてを試すことができたこと。
日本独自の釣り方や私がアレンジした釣り方が、韓国でも十分に通用することを再確認しました。
これも、魚の多い環境だからこそできること。日本の川では、こうした体験は難しくなっちゃいました。。

今回の旅の日程は、初日は早朝のフライトで成田空港から釜山空港へ。同行者は、日本のドブ釣りの第一人者・沢渡要さんとお嬢さんです。
釜山空港からは、今回の釣り旅をガイドしてくれた慶州在住の韓(ハン)さんの車で「大鐘川」へ。
日本語が堪能なハンさんは、韓国でも指折りの鮎釣り師で、日本の川で何度もアユ釣り旅をしているベテラン。非常に頼りになりました。

大鐘川は古都・慶州の東海岸を流れており、日本で言うと神奈川県・早川クラスの中小河川。個人的には大好きなタイプの川でした。
ハンさんによれば今年は良くないとのことでしたが、橋の上から川を観察するとアユがうじゃうじゃいます!
韓国では放流を行っていないので、もちろんすべてが天然です。
日本の河川では6月解禁が多いですが、韓国では水温が高いらしく、5月でも良型のアユを釣ることができるとのこと。

結局、この日は夕方から竿を出して、澤渡親子がドブ釣り、私はチンチン釣りでまあまあの釣果でした。
この日の宿泊は、東海岸の港町・甘浦のモーテル。30年ほど前に韓国を旅した頃は、ヨインスクという旅人用の安宿があったんですが(いまでもあるのかな?)、このモーテルもなかなかの格安度でした(笑)。
食事は、甘浦の漁港にある賑やかな食堂街にて。
ここでの売りは新鮮なシーフード。1階の市場で食べたい魚介を選んで、2階の食堂で料理してくれるシステムです。
沖縄の公設市場みたいな感じですね。

2日目〜3日目は、早朝から夕方まで大鐘川で釣り三昧。前述のように、友釣りからドブチンまでいろいろと試してみて、そのすべてで納得の釣果を得ることができました。
澤渡親子も、得意のドブ釣りで爆釣状態。
ハンさんやそのお仲間のベテランたちも、個々に工夫した仕掛けで入れ食い。
彼らの釣り方もじっと観察してみましたが、日本でも韓国でもやっぱりよく釣る人には共通した点がありますね!
この貴重な経験は、いずれ私の本で書いてみたいと思います。

それにしても、今回はハンさんや韓国の人々の親切さが身に沁みた釣り旅でした。
大鐘川の河原でハンさんが振る舞ってくれた韓国式ドブロクも、最高においしかったな〜!

韓国へは格安航空チケットを使うと日本で遠征するより安いので、また行きたいと思います。
ちなみに、釣れたアユは川沿いの食堂で冷凍してもらって日本にお持ち帰りでした。(食堂にお礼しようとしましたけど固辞されました・・)

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