海の中も完全に夏の潮になっていて、とくに南房まで足を伸ばすと海の色が濃い藍色になってきます。

この夏の潮に乗ってやってくるのが回遊魚。

ソウダガツオ、シイラ、イナダ（ブリの仔魚）、サバといった黒潮の申し子たちですね。

これらの魚が岸から釣れる場所として人気なのが、館山の自衛隊堤防。

でも、お盆の時期は早朝から大混雑するので、人によっては夜中から場所取りをしているようです。

で、我々は釣り会で所有しているボートで内房総の沖へ。。
ボートで５分ほど走らせるだけで、岸沿いの濁り潮から一気に藍色の夏潮に変貌します。
付近に発生している潮目にボートを流しながらルアーをキャスト。
使っているルアーは、ファントム28ｇ。房総の定番ルアーです。

すると、ほどなくヒットしてきたのは、50センチほどの小型シイラ。

シイラなどの回遊魚は群れで移動しているので、一尾釣れれば連続ヒットが期待できます。

実際、この日もシイラとソウダガツオが、ほとんど入れ食い状態でしたね〜。


圧巻は、ボートの周囲に付いていたメーター級のシイラ。

高速引きにはなかなか口を使わないので、ジグをシイラの鼻先にキャストしてから猫じゃらしのように動かしてやると一気に食いつきました！
フッキングを確実に決めると、一気に30ｍほど走られ、その後も一進一退のバトル。
ライトロッドにPE0.8号の組み合わせなので、無理しないでファイトを楽しみました。

周辺にはシイラやソウダガツオがたくさん見えたので、しばらくは楽しめそうです。

ちなみに、岩井や富浦などのレンタルボートでもシイラなどの釣果が上がっているようですよ！