このたび、防災の本を出版することになりました。
『避難所に行かない防災の教科書』(扶桑社刊)。
『避難所に行かない防災の教科書』(扶桑社刊)。
本書は、私が体験した昨年の超大型台風の教訓から「逃げない防災=自宅避難」をテーマに、家族を守ってくれる自宅をDIYで実現する方法、ライフラインを自給自足し、停電や断水などとうまくつき合いながら避難生活を送るためのノウハウを解説した異色の防災本です。
昨年の体験から、とくに高齢者や子供、ペットのいる家庭では、現状の日本の避難所での暮らしはかなり過酷だと感じました。
その点、災害に強い自宅を構築し、必要な飲食料やライフラインの備蓄ができていれば、むしろ自宅避難するほうが安心できます。
私が考える逃げなくてもいい家とは、「立地、強度、断熱、調湿、日常対策、備蓄、ライフライン」を考慮した建物です。
まずは自分や家族の安全を確保すること。
その自助のスタンスが、互助や共助に繋がっていきます。
今年も、台風の季節がやって来ました。
いまからでも間に合いますので、十分な準備をしておくことを強くお勧めします。
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