一昨年の春、房総の山中にあるカフェで味わったカレーライスの味に大きな衝撃を受けました。
しかも、そのお米はその方がご夫婦で無農薬栽培しているとのこと!
その場で「そのタネモミ、ぜひ分けてくれませんか!」と私。
いまから思えば、初対面なのにいきなりの厚かましいお願いでしたが、なんと「いいですよ!」との快諾をいただいたのです。
それが、Hさんご夫婦との出会いでした。。
その後、私たち夫婦でHさんの田んぼを見学させていただたり、コシヒカリとの栽培方法の違いをアドバイスしていただいたり。
一般にはなかなか入手できない貴重なタネモミも、『小屋大全』と物々交換させてもらいました。
もう、感謝しかありません!
そして今年、初めてプリンセスサリーを育てることになったのですが、いきなり育苗がうまくいかずに苗の3割近くが枯れてしまう大失態!
かろうじて生長した苗も、すべてヒョロヒョロです。
今年は暑い日が続きましたから、原産地の気候にもマッチしたんでしょうか?
今回も突然の告知でしたが、最強のメンバーが集まってくれました。
平均年齢55歳以上のおっさん集団でも、まだまだパワー的には田んぼ作業を楽しめることを再確認!
龍安寺の石庭のように籾の間に溝を作って表面積を増やし、30分ごとに溝の向きを90度変えてあげます。
この日は、ほどよい浜風も吹いていたので、これだけでかなり乾燥しました。
この後、籾すりを経ていよいよ念願のプリンセスサリーの完成です。
今年の米作りや本作りに御協力いただいた方々にも、ぜひ味わっていただきたいですね!
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