昨日は天才大物釣り師のNさん、作家の藤原新也さんと東京湾のボートイシダイ釣りへ。
今回もNさんが魚群探知機とGPSを駆使しながら、じっくり時間をかけて広大な海の中からイシダイが潜んでいそうなピンポイントを探し出してくれました。
イシダイは狙う場所が1mでも違うと全然釣れないほどシビアな魚なので、こうした手間をかけないと幻の魚になってしまうのです。
しかし、この日は潮の効きがいまひとつで、なかなか本命の気配を感じられません。
昼過ぎには、トロトロ流れていた潮も完全にストップ。
イシダイは潮がガンガン効いているほうが活性が上がりやすいのですが、、。
少々あきらめムードが漂い始めた頃、「潮止まりでも意外と食ってくることがあるんですよね〜」とNさん。
その直後、まさにその言葉を実証するかのように、ついにNさんの竿に強烈なアタリ!!
いやー、やっぱりイシダイってカッコイイですね〜。海の王者!
それにしても、先入観抜きで釣りに対峙するNさんの姿勢には、あらためて脱帽です。
そして私も気分一新でハリを結び替え、エサもよりていねいにハリ掛けします。
その一投目。
仕掛けが着底して数分後に竿先に微妙な反応が出ますが、なかなか明確なアタリが出ません。
アワセのタイミングがつかめないまま1分間ほど経過。
この時間がメチャクチャ長く感じます。
やがて、小さいながらもズシリと重い感触がが竿先に。
瞬間、大きなアワセを叩き込むと、ついに本命の強烈な引き!
慎重にやりとりして浮上してきたのは、良型のオスのイシダイ。痺れました〜!
(動画では口白と叫んでますが、口黒の間違いですね)
(動画では口白と叫んでますが、口黒の間違いですね)
『大鮃(おひょう)』という小説で大物釣りの醍醐味を書いている藤原さんですが、今回は残念。
もちろん、近々リベンジの予定です。
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