南房総のとある山中にて、モンゴルの移動式住居・ゲルの組み立てのお手伝いをしてきました。
遠い昔、中国のウイグルあたりを放浪していた頃にゲルの組み立てを見物したことがありますが、このアコーディオン式の格子壁のシステムはかなり合理的な造りで、大人が数人いれば2時間ほどで屋根まで完成させることができます。
建築確認も固定資産税も不要なので、タイニーハウスのひとつとしても活躍してくれそうですね。
輸入商社の社長さん(なんと24歳!)によると、日本国内でも今後はキャンプ場などのニーズがかなり期待できるとのことでした。
IB9A7919
IB9A8134
IB9A8183
IB9A8215IB9A8175
IB9A8234
IB9A8459
IB9A8675
IB9A8660
で、今回初めて知ってビックリしたのが、ゲルの主構造体となる格子木枠の交差駆動部に使われている留め具の材料。
クギでもビスでもなく、なんと「牛の皮」が使われてました!!
細く裂いた牛の皮を水に浸けて柔らかくし、交差部のドリル穴の中に通してしっかり乾燥させると、皮がビーフジャーキー状に硬くなってクサビの役目を果たしてくれるのです。
たしかに、何度も折り畳みを繰り返す格子壁では、ビスなどの金属製よりもある程度柔軟性がある牛の皮のほうが耐久性がありそうです。
モンゴルの遊牧民にとって、牛の皮は身近な材料ですしね〜。
なんだか、小屋作りのヒントにもなりそうな予感・・(笑)
IMG_4981