本日は、若い友人たちとはじめた「休耕田復活プロジェクト」の3回目。
種籾の温湯消毒と塩水選の作業です。
温湯消毒はいもち病などの稲の病害を防ぐために、60℃のお湯に10分間入れて殺菌する作業。
塩水選は、比重の軽い籾を取り除き、胚乳が詰まった種籾だけを選び出す作業です。
バケツリレーで汲んだ海水に種籾を投入すると、充実した種籾が陽光で輝きながらキラキラと沈んでいきます。
これら一連の作業は私にとっては毎年のルーティンですが、若者たちにはすべて初めての体験。
各自のそれぞれの反応がおもしろかったですね。
休眠していた種籾たちは、水分を吸収することで発芽の準備を開始するわけです。
浸種の水温は、10〜15℃が基本。
以前は10℃以下の冷水浸種をやっていましたが、これは温湯消毒とは相性が悪いようです。
実際、一昨年はこれで芽出しに失敗して、苗を農協から買ってくるという屈辱を味わいました、、。
次回は、種蒔きと畔塗り作業の予定です!
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