年始からいろいろなことが起きたり、個人的にも忙しくて釣りに行く気分になれませんでしたが、明日お会いするご家族にどうしても房総の金アジを味わってもらいたくて、ようやく初釣りに行ってきました。
その後も房総半島のあちこちの有望な釣り場を転々としてみるものの、今回ばかりはどこも魚の気配がなく……。
例年だと地元の釣り人で賑わっているはずのポイントもガラガラです。
さすがにあきらめそうになりましたが、最後に少しでも可能性のありそうな堤防へ行ってみると、港内にはそこそこの海藻が繁茂していて小魚たちもたくさん泳いでいます。
海面でときおり何かの魚が跳ねたりして、今日始めての生命反応を確認。
これならアジの回遊も期待できそうなので、さっそく息子と二人で竿を出してみます。
今回は、ウキ仕掛けを20mほど遠投するスタイル。
寄せエサは、缶詰のイワシ、パン粉、米ぬか、酒粕のミックス。
これをヒシャクを使ってウキの位置まで遠投します。
最初は多めに寄せエサを投入するのが、手っ取り早くアジを集めるコツ。
寄せはじめて10数分後、ついにウキが勢いよく沈み込むアタリです!ノベ竿のウキ仕掛けと比べると感度は全然悪いですが、それでも明確なアタリが出たことでアジの活性が高いことを確信しました。
結構な引きで上がってきたのは、体長20数センチの金アジ。
体の幅があって筋肉質の、地元の人がよく言う「いいアジ」です。
一度アジが寄ってしまえば、あとは時合いが続く限り釣りに集中するのみ。
いろいろなことを忘れて、久し振りに釣りに夢中になりました。
結局、2時間ほど釣りをして息子と二人で15〜25センチが60尾ほど。(なぜか一尾だけカマスが混じりました)
新年早々、やっぱり釣りは「場所探し」が何よりも大切なのだと再確認させられました。
最後まであきらめないでよかった〜!
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